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難治性寄生虫病に関する遺伝子診断法の開発
旭川医科大学
共同研究
共同研究の内容
脳嚢虫症患者の発見に役立つ免疫・遺伝子疫学研究を展開し、流行地をリアルタイムで把握するための研究・調査システムを構築することにより、流行地における対策と患者の治療に貢献する。
食の安全ならびに致死的疾患の早期診断・治療の観点から、患畜を確認する検査法の開発と地域住民を啓発する感染阻止キャンペーンを実施する。
人体寄生テニア条虫3種類の病原性について、アジアとアフリカに分布しているテニア条虫の比較解析に基づき解明する。
技術移転セミナーによる若手研究者の育成をこころがけ、この研究分野におけるアジア・アフリカでのリーダーシップを確保する。

 Evidence based medicineの立場から、人体寄生テニア条虫の同定、交雑個体確認法の開発、分子生物学的手法を用いる感染者の確認法の確立、流行地での嚢虫症とテニア症患者の迅速検査法の開発ならびに患畜個体の検査法の確立は、地域における寄生虫感染症対策や住民の健康増進及び食品の安全管理の面で大きなインパクトを与えると期待される。


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代表機関 : 旭川医科大学
研究代表者 : 伊藤 亮 ( Akira Ito )
〒078-8510 北海道旭川市緑が丘東2条1丁目1番1号
TEL 0166-65-2111
難治性寄生虫病に関する遺伝子診断法の開発